支持杭
しじぐい |
杭頭の荷重の大部分を杭先端の支持層で支える杭。杭先端が岩盤など十分強固な層に到達し、先端支持力が非常に大きい支持杭を先端支持杭といいます。 |
支持層
しじそう |
基礎に接して荷重を支持する層。硬質層とは限りません。 |
自然堤防
しぜんていぼう |
河川に沿って断続的に分布する帯状の微高地。洪水時に通常の流路から河川水があふれて主に砂質土が堆積したものをいいます。 |
室内試験
しつないしけん |
室内で行われる土質試験のことをいいます。 |
地盤改良
じばんかいりょう |
地層の工学的性質を人為的に改善し、安定化させること。土の密度を増大させる方法、固結する方法、補強する方法、良質土に置き換える方法の4つに大別されます。 |
地盤沈下
じばんちんか |
地表面が沈下する現象をいいます。地下水位の低下が原因で広い面積にわたって沈下する現象です。 |
シュミットハンマー試験
しゅみっとはんまーしけん |
コンクリートや岩盤の強度を調べる簡易な非破壊試験のことをいいます。 |
シルト
しると |
細粒分が50%以上で塑性指数が低く、ダイレイタンシー現象が顕著で乾燥強さが低いことで判別される細粒土のことをいいます。 |
侵食
しんしょく |
流水、雨水、風、波浪、雪、氷河などの作用で土構造物や地盤の表面が削り取られることをいいます。 |
侵食段丘
しんしょくだんきゅう |
段丘面が河川の浸食作用で形成された河成段丘のことをいいます。 |
新第三紀
しんだいさんき |
第三記の後半。約2500万年から200万年前の期間で、中新世と鮮新世に分けられます。 |
支持力係数
しじりょくけいすう |
建築物が建てられる地盤の地盤支持力を計算する際に使われる係数のことをいいます。 |
支持力
しじりょく |
住宅などの建築物の荷重が、基礎や杭などを通じて直接地盤に伝えられる時、地盤や基礎工(杭やピア等)が支えることができる最大荷重のことです。 |
支持力度
しじりょくど |
地盤に荷重を加えていくと、地盤は変形して沈下していきます。さらに荷重を加えると沈下は著しくなり、やがて地盤は剪断破壊に至ります。この時、地盤に加えられた荷重強度を「支持力度」といいます。 |
地震地域係数
じしんちいきけいすう |
地域的な地震頻度を考慮して決定される設計震度の割引係数のことです。日本の耐震規定で地震の比較的少ない地域では、設計震度を基準震度より多少割り引いてもよいことになっています。 |
地盤探査法
じばんたんさほう |
人工的な地震波を発生させ、その伝搬状況を観察して地下の地質構造を調査する方法です。地震波は地盤を構成する地層によって伝搬速度が異なります。 |
地震応答
じしんおうとう |
地震によって建物などが振動する現象を「地震応答」といいます。近年は、地震発生による振動を熱エネルギーに変える「制震装置」や地震発生による振動を吸収・分散させる「免震装置」など、建物自体を振動させない技術や装置の開発が進んでいます。 |
受働土圧
じゅどうどあつ |
住宅などの壁体が外力を受けて壁体に接している土を押し上げようとする状態を「受働状態」といい、土がまさに押し上げられようとする時の土の抵抗を「受働土圧」あるいは「抵抗土圧」といいます。 |
主働土圧
しゅどうどあつ |
住宅などの建築物の壁体の背面にある土が、移動させようと壁に作用する最大の土圧を「主働土圧」といい、その時の垂直圧力に対する比を「主働土圧係数」といいます。 |
自重
じじゅう |
建築物そのものの重さのことです。構造力学上は、建築物に加わる荷重(固定荷重ともいう)の1つとして取り扱われています。 |
実はぎ
じつはぎ |
板等の接合法の一つ。一方の板材に凸形の突起を付け、片方の板材に凹形の溝を彫り、継ぎ合わせていくことをいいます。 |
仕口ダンパー
しぐちだんぱー |
木造軸組工法の一戸建て住宅用に開発された制震金物の1つです。柱と張りの交点(仕口という)に取り付け、地震などによる揺れに合わせて変形し地震エネルギーをしなやかに吸収するというものです。 |
ジャッキアップ式免震工法
じゃっきあっぷしきめんしんこうほう |
既存の土台から上部構造(建物本体)をジャッキで持ち上げ、基礎と建物本体との間に「免震用架台」と「免震装置」を設置する降雨帆のことです。 |
地盤の支持力度
じばんのしじりょくど |
物理的な地盤の強さのことです。 |
集中応力
しゅうちゅうおうりょく |
部材の断面が大きく変形している部分や、部材の断面に孔(あな)、亀裂、切欠きなどが起こり不連続部分が発生している時、その近くに著しく応力(抵抗力)が集中していると考えられます。これを「応力集中」といいます。。 |
弱震
じゃくしん |
家屋が揺れ、ドアや障子がガタガタと鳴り、電灯が相当大きく揺れる程度の地震を「弱震」といいます。この時の震度は「3」、ガルは「8.0~25」を指しています。 |
人工地盤免震
じんこうじばんめんしん |
人口地盤の最下層に免震層を設け、人口地盤上の複数の建物をすべて免震構造にするというシステムです。その結果、人口地盤の上に用途や構造の異なる複数の建物を建てることが可能になります。 |
小破
しょうは |
地震の際に、住宅などの構造体(柱や梁、壁、基礎、床組、屋根組など)がわずかに損傷しているが、そのまま継続して使用できる程度の被害を「小破」といいます。 |
柔構造
じゅうこうぞう |
伝統的な木造軸組工法に用いられる柱や梁、筋交いなどで構成される軸組を柔構造といいます。地震力や風圧力を受けると軸組が変形・ねじれなどを起こして、その外力を分散させるのが特徴です。 |
仕上表
しあげひょう |
建物各所の仕上げを表にまとめたもの。屋根・外壁等の仕上げを示す外部仕上げ表と、各室内の壁・床・天井等の仕上げを示す内部仕上げ表があります。 |
CL(クリアラッカー)
しーえる(くりあらっかー) |
消化繊維素を主体とする顔料が入らない塗料。乾燥が早く、透明な仕上げが得られ、つやが出る。木工家具や木部の塗装に適しています。 |
地板
じいた |
和室において畳などと平らに張られた床板。箪笥などを置く場所に使用します。 |
シート防水
しーとぼうすい |
延性に富んだプラスチックまたは合成ゴムシートを張り付けた防水工法。工期が短く、下地の亀裂に強く、耐候性が良いなどの特徴があります。屋根・外壁などの防水に使用されます。 |
シーラー
しーらー |
壁面塗装の際の下塗り塗料。多孔性・吸収性の大きい被塗装面に、必要以上の塗料の吸い込みを止めるために塗ります。 |
シーリングライト
しーりんぐらいと |
天井面に直接取付けるタイプの照明器具。天井の表面に取付ける「直付け(じかづけ)形器具」と、天井に埋込む「埋込み型器具」があります。 |
ジェットバス
じぇっとばす |
背、足側の数ヶ所からジェット(水と空気)、底面からエアーブロー(空気)を噴射する機能付浴槽。全身を心地よくマッサージします。 |
直天井
じかてんじょう |
上階の床裏・屋根裏に直接仕上材を取付けた天井。天井裏の空間があまりとれないため、埋込み型の照明器具(ダウンライト等)や空調機器の取付けには不向きです。 |
敷居
しきい |
上部にある鴨居と対になって、障子や襖などを開閉する化粧材。その上に開閉のガイドとなる溝、レールなどをつけます。 |
敷石
しきいし |
自然石・切石・割り石など、床に用いられている石のこと。吸水量が少なく、耐水性があり、摩耗に強い石を選ぶ必要があります。 |
敷桁
しきげた |
外壁の頂部にあって、柱を連結しておく桁のことで、小屋梁を受けるもの。上部に鼻母屋(桁に最も近い母屋)を乗せて垂木を受けます。 |
敷地境界線
しきちきょうかいせん |
敷地とその隣地もしくは道路・河川・公園などとの境界を示す線。特に隣地との境は隣地境界線、道路との境は道路境界線と呼びます。 |
敷地面積
しきちめんせき |
敷地の水平投影面積(真上から見たときの面積)。ただしみなし道路にふくまれる部分は除外されます。 |
敷とろ
しきとろ |
接着のためのモルタルのこと。石・タイル・レンガなどを貼る際に、あらかじめ下地に塗ります。=「敷モルタル」 |
敷モルタル
しきもるたる |
接着のためのモルタルのこと。石・タイル・レンガなどを貼る際に、あらかじめ下地に塗ります。=「敷とろ」 |
地業
じぎょう |
基礎や土間コンクリートを設けるために、杭打ちをしたり地盤を締固めること。地突き、地固めとも呼びます。 |
軸組み
じくぐみ |
木造・鉄骨造の建物の骨組みのこと。土台・柱・梁・桁・筋交などで構成されます。 |
軸組図
じくぐみず |
建築の軸組を示す図面。各壁面ごとに柱・梁・筋交などの位置を示し、建築の構造の根拠となります。 |
仕口
しぐち |
木材の加工において2つの材料を接合させる時に、直角につなぐ加工方法。また、その接合箇所のことです。 |
自己資金
じこしきん |
銀行などから借りたものでなく、自分で用意できる資金。多くの金融機関の住宅ローンでは、工事請負代金の8割を融資の上限としています。 |
しころ屋根
しころやね |
屋根形式の一つ。寄棟屋根の上に切妻屋根を乗せたような屋根。外観上入母屋屋根に似ています。=「錣庇(しころびさし)」 |
止水栓
しすいせん |
給水管を通る水を水栓金具の前で止めるための元栓。器具が故障したときなどに、その器具だけの水を止めることができます。 |
シスターンタンク
しすたーんたんく |
補給する水をためておくタンク。太陽熱利用システムでは、温水を作るパネルへの補給水をためておくタンクを指す。 |
システムキッチン
しすてむきっちん |
流し台や調理台のキャビネットと、調理機器などを一体的に組み合わせたキッチンのこと。冷蔵庫や食器洗い乾燥機などを組み込む場合もあります。 |
システム工法
しすてむこうほう |
壁・床・天井を工場で製作し、現場では組み立てるだけの工法。在来工法と比べて工期が短く、保温性、耐久性、防水性に優れています。 |
自然塗料
しぜんとりょう |
天然自然から手に入る原料でつくられる塗料。合成樹脂塗料に比べ、耐久性・耐候性など様々な点で劣るが、エコロジーなどの環境面から注目されています。 |
下地窓
したじまど |
窓の形式の一つ。小舞下地をそのまま現わして窓としたもの。主に茶室に用いられます。=「塗り残し窓」=「塗りさし窓」 |
下塗り
したぬり |
左官工事・塗装工事などにおいて、塗る層が2層以上にわたる場合に、最初に塗る層のこと。下地となります。 |
下端
したば |
部材などの下面のこと。また部材などの上面を上端(うわば)といいます。 |
下見板張り
したみいたばり |
板等の上下がお互いに少しずつ重なり合うように、横方向に張ること。また、そのように張った板のことをいいます。 |
地鎮祭
じちんさい |
建築工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清め、工事の安全と建物の末長い加護を願う儀式。地鎮祭の設営準備は通常、施工者が行います。 |
地鎮祭・上棟式費用
じちんさい・じょうとうしきひよう |
地鎮祭・上棟式を行う、行わないは施主の意志によります。行う場合は、神主への謝礼・職方への御祝儀・上棟時の小宴の費用などがかかります。 |
室外機
しつがいき |
エアコンにおいて室外側に設ける機器。熱交換を行うことによって、冷媒管を通して室内機に熱を送る装置です。 |
漆喰
しっくい |
左官仕上げの一種、もしくはその材料。消石灰に糊、すさなどや砂を加え、水でよく練り合わせたもの。平滑で、色は白く、内壁・外壁・天井などに用います。 |
シックハウス症候群
しっくはうすしょうこうぐん |
建物内の空気が建築材料から出る化学物質(ホルムアルデヒド等)等により汚染されて健康障害を引き起こす家のこと。ダニやカビなどによる被害も含む。 |
湿式工法
しっしきこうほう |
モルタルや、漆喰など、施工する際に水を使用する工法。タイル貼りもモルタル下地で施工するため、湿式工法です。乾式工法に比べて工期は長いです。 |
実施設計図
じっしせっけいず |
工事の実施と見積りの内訳明細作成が可能となる具体的な図面。基本設計に基づき、寸法・仕様・構造・設備等を示した設計図のことです。 |
室内機
しつないき |
エアコンにおいて室内側に設ける機器。室内の空気をフィルターでチリやホコリを除去し、冷却コイルに循環させて冷やす、もしくは暖めます。 |
し尿浄化槽
しにょうじょうかそう |
終末処理場が完備されていない地域において、汚水・雑排水を衛生上支障が無い水質まで、浄化するための設備。単独浄化槽と合併浄化槽があります。 |
しのぎ
しのぎ |
角材の上面を三角に削り、中央が高く、両端が低くなっている尖っている部分のこと。隅木・棟木などに、垂木を取付けるための加工です。 |
支払い時期
しはらいじき |
工事の進行に合わせて(契約時・着工時・上棟時・完成引渡し時など)、分割で支払うのが一般的です。公庫の融資などを使う際には、注意が必要です。 |
地盤
じばん |
建物を支える地面。土が形成された年代によって、荷重に対して耐える強さ(地耐力)が異なります。 |
地盤改良
じばんかいりょう |
軟弱な地盤などの土質を改良すること。土質に合わせて、締め固め・圧密・固結・脱水・置換などの方法があります。 |
地盤改良基礎
じばんかいりょうきそ |
部分的に弱い地盤の場合に、基礎の下の地盤にセメント系硬化材などを用いて地耐力をアップさせ、その上に基礎を設ける方法です。 |
地盤改良費
じばんかいりょうひ |
敷地の地盤が軟弱な場合、地盤改良する為、またはべた基礎にしたり、杭打ちなどの方法で対処する為にかかる費用。地盤調査の結果によります。 |
地盤調査
じばんちょうさ |
建物を建てる前に行う、地盤の力学的性質(地層、地下水等)に関する調査。調査結果により、建物を支える基礎の形状を決めます。 |
地盤沈下
じばんちんか |
地下水位の低下、盛土や構造物などの荷重などによって、地盤が沈むこと。地盤調査により長期的な視野で事前に検討しておくことが重要です。 |
地袋
じぶくろ |
床に接して設けられる扉または戸のついた造り付けの戸棚。一般に、床脇の床に接して設けられますが、意匠によっては省略されることもあります。 |
支保工
しほこう |
せき板を所定の位置に保持するために支えるもので、一般的に鋼製のものが使われる。支柱や締めつけ金物も含みます。 |
絞り丸太
しぼりまるた |
銘木の一種。磨き丸太のなかでも肌の美しさが珍重されたものです。肌を人工的に作ったものもあります。床柱などに使われます。 |
地窓
じまど |
床面に接した低い位置にある窓。室内を対角線に向き合う高い位置の窓と組み合わせると自然換気にとって有効です。 |
遮音材
しゃおんざい |
壁などを透過する音を遮るために適した材料のこと。コンクリートや鉛のように単位面積当たりの質量が大きい(密度が高い)ほど遮音性能は高くなります。 |
ジャグジーバス
じゃぐじーばす |
ジェットバスの一種で、ジャグジー社(米国)の登録商標。米国では一般に「ワールプールバス」(渦流発生装置付浴槽)と呼ばれています。 |
しゃくり
しゃくり |
部材の接合部に沿ってつけたきざみ・溝のこと。仕口や継手に使われ、溝の断面は長方形・半円形・三角形などがあります。 |
砂利
じゃり |
岩石が風化などの自然作用によって粒状になったもの。山砂利・川砂利・海砂利などがあり、コンクリートの粗骨材となります。 |
ジャロジー窓
じゃろじーまど |
ガラスルーバー窓の商品名。ガラスのルーバー(可動式の数枚の羽根板)をハンドルなどで開閉する窓。トイレや浴室で多く用いられます。 |
シャワー水栓
しゃわーすいせん |
ハンドシャワーの機能がついた水栓金具。サーモスタット式・シングルレバー式など様々な機能のついたものがあります。 |
シャワートイレ
しゃわーといれ |
温水洗浄便座の商品名(LIXIL)。おしり洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥、脱臭、暖房便座などの機能がついています。電源が必要。TOTOでは「ウォシュレット」と呼びます。 |
シャンデリア
しゃんでりあ |
天井からつり下げる、装飾的で大型の多灯照明器具。中世のヨーロッパ宮殿照明を紀元としています。重量のある器具は、落下防止のため取付けに補強が必要です。 |
集成材
しゅうせいざい |
木材の板(厚さ25~50mm程度)を重ねて接着して造られた材のこと。変形が少なく、大きな断面のものや長い材料が得られます。 |
住宅取得資金贈与
じゅうたくしゅとくしきんぞうよ |
両親・祖父母から住宅を取得するための資金を援助してもらう場合に、条件に応じて贈与税が大幅に軽減される制度。贈与は金銭に限ります。 |
住宅ローン控除
じゅうたくろーんこうじょ |
住宅ローンを組んで住宅を取得(新築・購入・増改築)した場合に、年末のローン残額に一定の控除率をかけた金額を税額控除する制度です。 |
じゅうたん
じゅうたん |
繊維を織ったり編んだりして作った、敷物の総称。極めて多くの種類があり、主に美観、保温、防音の目的で用います。=「カーペット」 |
収納
しゅうのう |
必要な居室を考える際、付帯して収納スペースの確保が重要となります。ウォークインクローゼット・ロフト・床下収納など、荷物に合わせた収納量を考慮します。 |
終末処理場
しゅうまつしょりじょう |
下水を最終的に収集して、付近の河川や海域などに放流する前に、下水道の汚水を無害化するための処理施設。この施設がある下水道にはし尿浄化槽の設置が必要ありません。 |
重量鉄骨工法
じゅうりょうてっこつこうほう |
柱・梁とコンクリートスラブで構成される構造で、集合住宅などに多く使われます。間取りの自由度は最も高いが、外装材に制約があります。 |
主筋
しゅきん |
コンクリートの中で柱の垂直力・梁の水平力または曲げの力を負担している鉄筋。柱・梁の主筋をそれぞれ、柱主筋・梁主筋と呼びます。 |
縮尺
しゅくしゃく |
図面や模型において、1/50・1/100など実物の大きさに対する割合のことです。実物大(1/1)またはそれより小さい場合の尺度です。 |
樹脂サッシ
じゅしさっし |
合成樹脂製の建具。窓などや浴室ドアに多く使用されています。防火・断熱のため、室外側が樹脂製で室内側が木製のものなどもあります。 |
住宅金融公庫
じゅうたくきんゆうこうこ |
公的融資の代表格。マイホームの建設・購入及びリフォーム資金などに関して、長期の低利資金を貸付する制度です。 |
聚楽壁
じゅらくかべ |
伝統的な和風の土壁の一種。京都の聚楽第付近でとれる良質な聚楽土を使って仕上げます。表面が砂状でざらざらした仕上がりです。京壁の一種。 |
聚楽土
じゅらくつち |
京都の聚楽第付近でとれる良質な土。砂壁土の一種で茶褐色。上質の上塗り用の土として使用されます。 |
書院
しょいん |
採光の為、縁側に張り出してつけたスペース。もともと読み書きをするための場所で、今では意匠的な意味で設けられます。 |
書院造り
しょいんつくり |
武士や僧侶の住宅として作られた純和風の住宅様式。主要な部屋に、床の間や書院棚、書院、帳台構、上段の間の設置されている等の特色があります。 |
省エネルギー工事
しょうえねるぎーこうじ |
技術的な工夫によってエネルギー消費を少なくする方法。建物の断熱を良くしたり、機器の熱効率を上げたり、太陽熱などを利用するなどの方法がある。 |
省エネルギー住宅
しょうえねるぎーじゅうたく |
環境エネルギーを用いて限りある資源エネルギーの消費を減らす住宅。高断熱化・高気密化、雨水利用、ソーラーシステムの利用などの方法があります。公庫融資の割増融資が利用できます。 |
上下水道・電気・ガス
じょうげすいどう・でんき・がす |
上下水道・電気・ガスを敷地内まで引き込むことが、出来ている敷地かどうか確認する必要があります。状況に応じて引込工事が発生します。 |
障子
しょうじ |
枠組みの中に桟を組んで、障子紙を張った戸。視線を遮ると同時に、断熱の役割も果たします。柔らかな光が得られます。 |
仕様書
しようしょ |
工事内容の内、図面では表現できないものを文章・数値で表したもの。部材や材料の品質・成分・性能・精度・製造方法・施工方法・製造業者などを示しています。 |
浄水器
じょうすいき |
水をろ過する機器。水道水の水質を改善するため、中空糸膜フィルターや抗菌活性炭フィルターなどに水道水を通します。フィルターの交換が重要です。 |
消石灰
しょうせっかい |
石灰を焼いて、水に反応させて得られる白色の粉末。セメント・漆喰・プラスターなどの原料として用いられます。 |
照度
しょうど |
照らされた面の明るさのこと。光が当たっている物質の表面の単位面積あたりの光束量(光の流れる量)を示し、照度を表わす記号はE、単位はルクス(Lx)が用いられます。 |
上棟式
じょうとうしき |
建物の最上部の骨組完成時(棟木をあげる時)に、工事の安全と無事完成を願う祭事。工事に携わる人たちをねぎらう意味合いで、一般的に建築主が小宴を催します。=「建前」 |
小便器
しょうべんき |
男性が小用を足すための便器。壁掛け式と床置き式とがあります。洋風・和風便器とも男性が小用を足すのには不向きな為、小便器の設置が望ましいです。 |
照明器具費
しょうめいきぐひ |
照明器具の費用。配線は電気工事に含むが、照明器具は別途扱いとすることも多い。基本的な照明器具(ダウンライトなど)のみ見積もる場合もあります。 |
植栽
しょくさい |
土地全体の景観を整える造園の一要素で樹木・草花を植えること。鑑賞目的や、防犯・防災、日差しの調節などの目的が主にあげられます。 |
食洗機
しょくせんき |
汚れた食器の洗浄・すすぎ・乾燥を行う機器。あらかじめキッチンに組み込むタイプの他、置き型の後付けタイプもあります。=「食器洗い乾燥機」 |
職人
しょくにん |
伝統工芸や手工業的製造業の技能者。大工、左官、植木屋などのように、自分の身につけた技術で物を造ることを職業としている人達の総称です。 |
職人茶菓子代
しゃくにんちゃがしだい |
現場の職人へ飲物やお茶菓子を出すための費用。工事前にまとめて志を現場責任者へ渡すこともありますが、最近は一切構わないでいいという所も多いです。 |
諸経費
しょけいひ |
現場事務所などにかかる現場管理費・各種保険など、諸々の費用。一般的に明細は特になく、一式でおおよそ全体の一割程度です。 |
食器洗い乾燥機
しょっきあらいかんそうき |
汚れた食器の洗浄・すすぎ・乾燥を行う機器。あらかじめキッチンに組み込むタイプの他、置き型の後付けタイプもあります。=「食洗機」 |
諸費用
しょひよう |
設計監理料・引越・仮住まい費用・インテリア購入費・融資手数料・不動産取得税等の諸税・その他の諸費用をまとめた費用のことです。 |
シロッコファン
しろっこふぁん |
シロッコファンと呼ばれる羽(ファン)で、ダクトを使って排気する換気扇。マンションなど排気口が壁に直接取れない場合に適しています。 |
真壁・真壁造り
しんかべ・しんかべづくり |
木造住宅の壁の造り方の一つ。和室などに多く使われる、柱を見せて仕上げる方法。柱が構造材と化粧材を兼ねます。 |
人感センサー
じんかんせんさー |
人の動きを感じて明かりを点灯するセンサー式のスイッチ。人の動きで生じる熱の変化に反応して明かりを自動点滅させる「熱線センサー」が一般的です。 |
シンク
しんく |
キッチン水栓からの水を受ける水槽部分。一槽式、二槽式などがあり、ステンレス製や鋳物ホーロー製が一般的です。 |
シングルレバー式
しんぐるればーしき |
レバー1本で吐水・止水・温度調節ができるタイプの水栓金具。レバーを左右に回転させることで湯温の調節ができます。 |
心材
しんざい |
樹木の樹心に近い部分からとれる木材。赤味を帯びているため「赤身」ともいわれます。心材は、構造材・造作材全般に使用されます。 |
人造大理石
じんぞうだいりせき |
合成樹脂等を原材料とした大理石風の浴槽。色外観が良く、耐久性、肌触り、保温性も優れています。多彩な色・形状が選べます。 |
針葉樹
しんようじゅ |
葉形の多くが針葉の樹。早材(春に成長した部分)が軽くて柔らかく、晩材(夏・秋に成長した部分)は重くて硬い。スギ・ヒノキなどが代表的です。 |