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た行

た行


第三紀(層)
だいさんき(そう)
新生代前期の地質時代で、約6500万年前から約170万年前までの期間をいいます。
堆積段丘
たいせきだんきゅう
谷を埋めた厚い砂礫層の堆積面が段丘面をつくる河成段丘をいいます。
第四紀
だいよんき
地質年代のうち現在を含む最も新しい時代。通常、170万年前から現代までを指します。
段丘
だんきゅう
過去の水面に関連して水中で形成された平坦面が離水した地形をいいます。
段丘面
だんきゅうめん
段丘地形において急崖や斜面で縁取りされている平坦面をいいます。
大破(損傷)
たいは(そんしょう)
地震の際に、住宅などの構造体(柱や梁、壁、基礎、床組、屋根組など)や非構造体(腰壁や垂れ壁、鴨居、建具など)が大きく損傷し、本格的な補修を行わなければ使用できない、または取り壊しが必要となる程度の被害を「大破」といいます。
卓越周期
たくえつしゅうき
地震動の数ある波形の中で、建物に大きな影響を与える周期を「卓越周期」といいます。卓越周期は1秒以下であることが多く、中低層の建物の固有周期(短周期)に近いと言われています。
耐震スリット
たいしんすりっと
大きな地震が発生した際に、RC(鉄筋コンクリート)造の建築物の柱や梁、さらには架構全体が破壊しないように、柱と腰壁などの雑壁の間に設けた隙間や目地のことです。
耐震壁
たいしんへき
RC(鉄筋コンクリート)造やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造などの建築物で、4周を柱や張りに囲まれた地震に抵抗する壁を「耐震壁」といいます。
耐力壁の釣り合い
たいりょくかべのつりあい
2階建ての木造住宅(4号物件)などにおいて、平面的なねじれを起こさないように耐力壁を配置することを指します。
耐震シェルター・耐震フレーム
たいしんしぇるたー・たいしんふれーむ
鉄骨部材を組み込んで、1階の一部屋を丸ごと耐震補強するというものです。この鉄骨造の部屋を中心にして1階の他のスペースや、2階部分と連結させ、建物全体の耐震性を高める仕組みのことです。
耐震開口フレーム工法
たいしんかいこうふれーむこうほう
窓や出入り口の内側に集成材でつくられたフレームを入れて耐震補強を行うというものです。フレームを取り付けることで、耐力壁と同様の強度を得ることができます。
耐震補強三角火打金物
たいしんほきょうさんかくひうちかなもの
窓や出入り口の腰壁・垂れ壁の部分に取り付ける三角形の金物のことです。窓などがあって、壁全面に筋交いや構造用合板が取り付けられない場合、腰壁や垂れ壁部分に構造用合板と三角火打金物を取り付けることで、耐力壁につくり変えることが可能です。
耐力壁ブレース工法
たいりょくかべぶれーすこうほう
木造軸組工法の耐震性を高めるために開発された、木造の筋交い(ブレース)に代わる補強方法です。
炭素繊維補強(基礎耐震)
たんそせんいほきょう(きそたいしん)
基礎に鉄筋が入っていない場合や、基礎のクラックが大きいあるいはクラックの数が多い場合には、基礎に炭素繊維を張り付け、マトリックス樹脂で接着して耐震補強を行います。
耐力壁
たいりょくかべ
建築物にかかる建物自身の重さなどの垂直方向の荷重と、地震や強風による水平方向の力に対抗して建築物を支えるように設計された壁のことをいいます。耐力壁は住宅のリフォーム時でも撤去することはできません。
耐震ラッチ
たいしんらっち
地震の際、扉が開いて中の物が飛び出さないように取り付けた掛け金のことです。キッチンの吊り戸棚などに付けられます。
耐震補強
たいしんほきょう
建物の耐震性を高めるために、建物の主要な構造(基礎・土台、柱、梁、床、壁、天井)に対して行う補強のことです。
耐震診断
たいしんしんだん
住宅やビルなどの建物が、地震に対してどの程度被害を受けにくいかといった地震に対する強さを診断することです。
耐震構造
たいしんこうぞう
柱や梁、壁や床などで地震の力に対抗する「剛の構造」のことです。具体的には中小規模の地震に耐えられるよう建物の構造躯体を筋交いや補強金物等を用いて「剛の構造」につくり上げたものを耐震構造(住宅)といいます。
ターンバックル
たーんばっくる
鉄筋の筋交やワイヤーロープなどの緊張用金具のこと。両端に取付けられたネジ棒によって、締めたり緩めたりすることができます。
ダイオキシン
だいおきしん
有機化学物質の1種。主な発生源は、廃棄物の焼却による燃焼工程等のほか、紙などの塩素漂白工程などがあります。
耐震補強
たいしんほきょう
地震時における安全対策。金物や筋交の増強や、家具などの転倒防止を行うことをいいます。
耐水性合板
(たいすいせいごうはん
耐水性の高い合板。フェノール樹脂接着剤などの耐水性のよい接着剤を使用しているため、屋根の下地板などに用いられます。
対面型キッチン
たいめんがたきっちん
居間や食堂に対面する形で作業できるような開放的なキッチン。子供の様子などを見ながら作業することが出来るため、人気があります。
タイル
たいる
タイルを貼って仕上げた浴槽。外観は自由度が高い。施工、手入れともに手間がかかります。経年後の水漏れが心配です。
タイルカーペット
たいるかーぺっと
カーぺットを45cm角や50cm角のタイル状にした床材。接着剤を用いず必要な部分に置き、交換が容易なので、オフィス等に多く利用されています。
タイル工事費
たいるこうじひ
外壁・外部床・浴室・厨房などをタイルで仕上げる際にかかる費用。下地や目地処理の費用も含む。外装材としては比較的高価です。
ダウンライト
だうんらいと
天井に電球などを埋め込んで下方向を照らす照明器具。照明器具の存在が目立たないので、天井をすっきり見せながら必要な照度が得られます。
高窓
たかまど
天井に近い高さにある窓。採光・換気に非常に有効ですが、開閉方法を考慮する必要があります。=「ハイサイドライト」
ダクト
だくと
給排気を行うために外部に空気を導く長方形か円形の断面の管。マンションなど排気口が壁に直接取れない場合に用い、天井裏を通すため、天井裏に比較的大きなスペースを必要とします。
竹のフローリング
たけのふろーりんぐ
竹製の床材。さらりとした肌触りのよさがあり、曲げ強度、圧縮強度に優れているという特長があります。竹は成長が早いので森林伐採問題にも貢献します。
三和土
たたき
土またはコンクリートで仕上げた土間床のこと。本来、土・石灰・苦汁(にがり)の3種の材料を混ぜるとこから「三和土」とも書きます。

たたみ
本来は、表面が「い草」、芯がわらで作られた床材。最近は、わらの代りに、断熱性やカビ・ダニの防止を考慮して、ポリスチレンフォーム等を使用した畳も多く見られます。
畳寄せ
たたみよせ
真壁造りにおいて壁と畳の間に生じるすき間をふさぐ部材。畳と同じ高さに取付けます。
建方
たてかた
現場において柱・梁などの構成材を組立て、接合部分を仮ボルトで締め、立て入れ直し(部材を平面的に正しい角度にし、柱を垂直にする)をすることです。
建具
たてぐ
壁や屋根の開口部に設ける出入りや通風・採光のための装置。窓・引き戸・ドア・門扉などの総称です。
建具表
たてぐひょう
建築の開口部(内部及び外部)に取付ける建具(サッシュ・戸・障子など)の形状・寸法・材質・仕様等を表にまとめて示した図面です。
縦すべり出し窓
たてすべりだしまど
窓の軸がスライドし、左右どちらか一方に回転するように開閉する窓。窓の縦方向の片側を軸とします。外側の窓掃除が容易です。
建坪
たてつぼ
建築の水平投影面積(上から見たときの外形)。庇などのはねだし距離が1m未満のものは建築面積に算入しません。=「建築面積」
谷底低地
たにぞこていち
山地や丘陵地の谷部や台地に刻まれた谷部に堆積した沖積層が覆う軟弱地盤のことをいいます。
玉石洗い出し
たまいしあらいだし
建築の開口部(内部及び外部)に取付ける建具(サッシュ・戸・障子など)の形状・寸法・材質・仕様等を表にまとめて示した図面です。
タモ・ヤチダモ
たも・やちだも
国産の広葉樹。年輪がはっきりしていて、美しい木目が表れる木材。強度があり弾力性に富んでいます。真っ直ぐな木目を生かし、内装・家具・合板などに使用されます。
多目的化粧台
たもくてきけしょうだい
洗面ボウルが大きく、底が平らになった、用途が自由な洗面化粧台。衣類の手洗いや、お花の水切り・水あげなど、多目的な家事に使えます。
垂木
たるき
屋根勾配にしたがって、棟木から母屋・軒桁に向けて架け渡し、野地板を受ける角材。通常、450mm間隔で設置します。
段板(踏み板) だんいた(ふみいた)
階段の踏み板のこと。段板には滑り止めの為、溝を掘ったり、滑り止めを付けたりします。段板の上面を踏み面、側面の立ち上がりを蹴上げと呼びます。
段落ちコンロ
だんおちこんろ
コンロの位置が、ワークトップ(調理台)より1段低くなっているもの。中華鍋など大きなものも手軽に使え、楽な姿勢で調理できます。=「ローガス」
単水栓
たんすいせん
水またはお湯どちらか一方を、一つの蛇口から吐水・止水する水栓金具。最近は、手洗い器、洗濯機用水栓、外部水栓などに使用されています。
団体信用生命保険
だんたいしんようせいめいほけん
融資契約者が死亡した場合の生命保険料。融資を受ける場合には、融資金額に対応する金額が必要となります。目安としてはローン金額(全額)の0.3%/年です。
単独浄化槽
たんどくじょうかそう
大小便器などからの排泄物を含む「汚水排水」だけを処理する浄化槽。環境への配慮から、現在生産中止となっていて、新規設置はできません。
断熱
だんねつ
屋根・外壁の下地などに熱の伝わりにくい断熱材を設け、熱の流入・流出を防ぐこと。建物の内外の温度差に対して室内が極端な影響を受けないようにします。
断熱性能
だんねつせいのう
熱の流入・流出を防ぐ性能のこと。物質がどの程度、熱を伝えるかの割合(熱伝導率)でその性能を示します。
断熱ドア
だんねつどあ
高気密、高断熱住宅などに用いられる断熱性の高いドア。断熱材やペアガラスを使用し、外気の暑さ・寒さなど熱の室内への伝わりを抑えます。
段鼻
だんばな
階段の段板(踏み板)の先端部分。滑り止め等を付ける部分。段鼻を蹴込み板より少し、前に出すとつま先がぶつかりにくくなります。
暖房工事費
だんぼうこうじひ
暖房工事にかかる費用。床暖房・輻射暖房・ストーブなどが挙げられます。また太陽熱、土壌の蓄熱を利用したものなどもあります。
断面図
だんめんず
建物を垂直に切断した断面を表す図面。(平面図は水平に切断した断面図とも言えます。)地盤面・各階床高(床の高さ)・天井高・屋根勾配などを表現します。

ち行

地下水
ちかすい
地下水面より下に存在する土中の水。地下水面以下の土の間隙は水で飽和されています。また地下水は帯水層中に地下水面をもつ不圧地下水と被圧状態にある被圧地下水に大別されます。
地形図
ちけいず
地表面の形態及びその上を覆っている各種の物体などを網羅的に表現した地図をいいます。
柱状図
ちゅうじょうず
ボーリング調査やサウンディングの結果などを、調査地点ごとに深さに対して柱状に示した図のことをいいます。
沖積層
ちゅうせきそう
約1万年前から現在までの期間(完新世)に形成された地層をいいます。
沖積低地
ちゅうせきていち
完成世に形成された低地の総称として多く用いられます。
長期許容支持力(度)
ちょうききょようしじりょく(ど)
極限支持力(度)を3倍の安全率で割ったものをいいます。
直接基礎
ちょくせつきそ
上部構造からの荷重(鉛直力、水平力、回転モーメント)のすべてを基礎スラブの底面から地盤に直接伝える基礎のことをいいます。
沈下
ちんか
①地下水の汲み上げに起因する広域な地盤沈下、②盛土や構造物などの荷重による沈下、③振動、衝撃による沈下、④水浸による沈下、⑤自重による沈下などがあります。
中間層免震構造
ちゅうかんそうめいしんこうぞう
免震層を1階床より上に設けるのが「中間層免震構造」といいます。例えばオフィスと住居、オフィスとホテルなど、上下階で建物の用途が異なる場合に、その境界部分に免震層を設けることで、上下階の構造形式(上階をRC造、下階をS造にする等)などを個々の用途に対応させることが可能になります。
中破(損傷)
ちゅうは(そんしょう)
地震の際に、住宅などの構造体(柱や梁、壁、基礎、床組、屋根組など)が損傷し、補修や応急補強を行わなければ使用できない程度の被害を「中破」といいます。
中地震の目標耐震性能
ちゅうじしんのもくひょうたいしんせいのう
建築基準法で定めている耐震性能は「人命の保護」を第1にあげています。そのため、震度5弱程度、80~200ガル程度の中地震(L1地震)においては、「住宅などの建物の構造体は損傷せず、継続して使用できる」程度の耐震性を求めています。
中震
ちゅうしん
家屋が相当大きく揺れ花瓶などが倒れたり、歩いている人にも感じられ、多くの人が戸外に飛び出す規模の地震を「中震」といいます。この時の震度は「4」、ガルは「25~80」を指しています。
直下型地震
ちょっかがたじしん
都市の真下で発生する地震を直下型地震といいます。
長期許容応力度
ちょうききょようおうりょくど
屋根荷重のような固定荷重や家具などの積載荷重に対する許容応力度を「長期許容応力度」といいます。ちなみに「許容応力度」とは、構造体の各部材に生じる抵抗する力(応力)の限界点のことです。
長期許容応力度
ちょうききょようおうりょくど
屋根荷重のような固定荷重や家具などの積載荷重に対する許容応力度を「長期許容応力度」といいます。ちなみに「許容応力度」とは、構造体の各部材に生じる抵抗する力(応力)の限界点のことです。
長期積雪荷重
ちょうきせきせつかじゅう
多雪区域では積雪の単位荷重を1cmにつき3kg/㎡とし、積雪荷重として長期荷重(垂直最深積雪量×3kg/㎡×75%以上)と短期荷重(同35%以上)の両方を取り扱われることになります。
地質学的地盤の分類
ちしつがくてきじばんのぶんるい
地盤を地質学的に形成年代で分類したものです。具体的には「沖積層」「洪積層」「第3紀層」に分けられます。
地耐力試験
ちたいりょくしけん
住宅などの構造物の基礎底面の位置に載荷板を設置し、その上に荷重を載せて各積載荷重ごとの沈下量を測定することで基礎地盤の許容地耐力を判定する試験のことです。
違い棚
ちがいだな
床脇に設ける2枚の棚板を段違いに取付けた飾り棚。床の間のある方を上段とするのが一般的です。
力桁階段
ちからげたかいだん
斜めに架け渡した一本の太い角材で、段板(踏み板)の真ん中を支える構造の階段。段板を支える角材が、いかにも力を受けているように見えます。
地区計画
ちくけいかく
区域の特性にふさわしい良好な環境を整備する為に定められた地区レベルのきめ細かな計画のこと。公共施設などの配置や、建物の高さなどを定めています。
蓄熱暖房機
ちくねつだんぼうき
蓄熱槽(熱を一時的に蓄えておく装置)を利用した暖房機。太陽熱などを蓄えて暖房に利用するものが多く見られます。
千鳥
ちどり
釘を打つ位置や飛び石などの配置方法の一つ。三角形の頂点を並べたようなジグザグ形の配置のことをいいます。
地方自治体補助金
ちほうじちたいほじょきん
地方自治体が導入している独自の補助金助成システム。太陽光発電の設置、バリアフリー住宅、雨水利用システムなどがあります。
地方自治体融資
ちほうじちたいゆうし
全国の都道府県や市区町村などの地方自治体が、それぞれに行っている住宅融資。利用条件・制限内容等については、各自治体により異なります。
着工・引渡し時期
ちゃっこう・ひきわたしじき
工事請負契約書には、着工(工事に着手すること)・引渡し時期を記してある必要があります。引渡しが遅れた際の違約金などの根拠となる為、非常に重要なものです。
厨房工事費
ちゅうぼうこうじひ
システムキッチン・ミニキッチン・造作キッチンなど、厨房設備にかかる工事費用。通常、吊り戸棚・レンジフードなども含まれます。
調光
ちょうこう
照明用ランプの明るさを変えること。そのための制御器を調光器といいます。白熱灯は0~100%まで自由に調光でき、蛍光灯は、その本数で段階的に調光します。
長尺塩ビシート
ちょうじゃくえんびしーと
塩化ビニール製シートの床材。耐水性に優れ、メンテナンスも容易なので、主に、キッチンや洗面所、トイレなどに多く使われています。
ちょうなめけずり
ちょうなめけずり
木材の表面をちょうな(斧に似た工具)で、はつり仕上げ(削り目を残した仕上げ)をすること。床柱などに見られます。=「なぐり」
丁番・蝶番
ちょうばん
ドアを開閉する役割を持つ金具。その形状から蝶番とも呼びます。
直階段
ちょくかいだん
途中で折れ曲がったりすることなく、真っ直ぐに昇降するタイプの階段。住宅などでは高さ4m以下ごとに踊り場を設ける必要があります。
直接照明
ちょくせつしょうめい
全ての光が直接の光として被照面(照らす面)に広がる照明方式。スポットライト、ダウンライトなどがあり、照明効率は良いが、強い影が出来ます。
貯湯式
ちょとうしき
給湯器のタンクにお湯を貯えて給湯する給湯方式。大量にお湯を使用する場合には向きませんが、水道直圧式に比べ、コストが安いです。
ちり
ちり
柱と壁や、壁と窓枠が接する部分にできる面のずれのこと。また、真壁・真壁造りにおける、柱面と壁面との距離のことをいいます。
散り漆喰
ちりじっくい
漆喰仕上げの壁において、収縮などによって隙間が出来やすい場所(ちりなど)にあらかじめ塗る漆喰のこと。中塗りの次に塗ります。

つ行

土塗り壁
つちぬりかべ
木造軸組工法の住宅において、柱(垂直材)と横架材の間を土塗り壁にした場合の耐力(壁倍率)を建築基準法では0.5としています。ただし筋交いを入れて、その上を土塗り壁にした場合には、耐力(壁倍率)はアップします。例えば3ツ割筋交い(1.5)を入れた場合は、「0.5+1.5」で耐力(壁倍率)は2.0になります。
ツイン基礎(耐震)
ついんきそ(たいしん)
古い基礎の外側の地盤面を堀り下げ、新たに鉄筋コンクリート造の布基礎を背中合わせに設置して、耐震性をアップさせる工事のことをいいます。
追加工事費
ついかこうじひ
工事請負契約後に発生した、契約に含まれていない工事に関する費用。必ず追加見積りをとってから、施工することが重要です。
ツーバルブ式
つーばるぶしき
水の出口は一つで、給湯と給水のハンドルが別になっている水栓金具。両方を調節しながら湯温を設定します。
通風
つうふう
建物に開口部を設けて、換気すること。通風は自然換気と呼ばれ、風力や室内外の温度差によって行うものです。→機械換気
束石
つかいし
床束を支えるための石。独立基礎の一種で、直径20~25cm程度の玉石や、コンクリート、コンクリートブロックが使われます
束立て床
つかたてゆか
床組の一種。地面に束石を設け、その上に順に床束、大引き、根太を設けて床板を貼って造る床。伝統的な木造軸組工法の1階の床に多く用いられます。
突板・突き板
つきいた
天然木を厚さ0.2~3mmにスライスした、表面仕上げ用の板。内装仕上げ用として、下地に接着して用います。=「練付け」
突き出し窓
つきだしまど
ガラス戸の上を軸に下側を外に押しだして開くタイプの窓。雨が降っても、直接室内に入り込まない利点があります。
突き付け
つきつけ
板等の接合法の一つ。2つの部材をぴったり突き合わせて接合していくことをいいます。補強のため、釘打ちにする場合や金物を用いる場合もあります。
継手
つぎて
木材の加工において2つの材料を接合させる時に、一直線につなぐ加工方法。また、その接合箇所のことです。
付け鴨居
つけかもい
障子や襖のない壁に、鴨居と同じ高さに取付ける装飾的な化粧材。長押をつける場合は必ず取付けます。
土壁
つちかべ
自然の土(粘土)を用いて仕上げた壁。土の種類によって聚楽壁・珪藻土などがあります。
つのがら
つのがら
窓・出入り口などの枠の角の部分の形状の一つ。縦枠もしくは横枠がはみ出た状態で、仕上げることです。
角叉
つのまた
左官用に最も普通に使用される海藻を原料とした糊。海藻を乾燥させて寝かしたものを、煮出して濾してつくります。おだやかな粘りを土に加えます。
坪単価
つぼたんか
建築工事費を延床面積(単位:坪)で割ったもの。坪単価は、地域・建物の大きさ・広さ・形・構造・設備・仕様のグレード等によって決まります。

つら
部材などの表面のこと。また、2つの物の表面が同じ平面にあることを面一といいます。
面一
つらいち
2つの部材の接する部分の表面が平らにそろっている状態。面が同じという意味です。=「ぞろ」
吊木
つりき
天井などを吊る為に用いる材で、上部は小屋梁・床梁(床を支えている梁)などに固定した釣木受けにとりつけます。
吊り戸
つりど
吊り金物と上部レールで戸を支え、左右にスライドして開閉する戸。敷居を設けず、床に突起や溝が付きません。軽く、スムーズに開閉できます。

 

て行

泥岩
でいがん
粘土やシルトが固結した堆積岩をいいます。
泥炭・ピート
でいたん・ぴーと
低湿地に生育した植物が低温で嫌気性の環境下に堆積してできた高有機質土で、主に北海道・本州東北部の平地や山岳地に広く分布しています。
底版(擁壁)
ていばん(ようへき)
擁壁を構成する部分の内、擁壁を支持させるために地盤に接地される部分のことをいいます。
抵当権設定登記
ていとうけんせっていとうき
融資の抵当権を敷地に設定する登記費用と登録免許税。司法書士に依頼する登記手数料と登録免許税で、通常15万円程度です。
定量止水式
ていりょうしすいしき
希望の湯量を設定し、その湯量に達すると自動的に止水する機能がついた水栓金具。バス水栓でお湯をためるときなどによく使われます。
出隅
ですみ
二つの面がぶつかって出来る、外側の出っ張った角のことをいいます。⇔「入隅」
手すり
てすり
緩やかな上り坂のこと。段差などの段差を車椅子で越えるために設けます。行政で定める勾配の最低基準は1/12です。
デッキ・ウッドデッキ
でっき・うっどでっき
アウトドアリビングの場として、居間や食堂の前庭につくった外部スペース。中でも木製のものをウッドデッキと呼びます。
デッキプレート
でっきぷれーと
強度を保つために波形に形作られた床用の鋼板。コンクリートスラブ(コンクリートの床板)の型枠としても使用されます。
鉄筋
てっきん
圧縮される力に強いが引っ張られる力に弱いコンクリートを補強する目的で、コンクリートに埋込んで引張り力を補う鉄線。丸鋼・異形棒鋼などがあります。錆には弱いです。
鉄筋コンクリート壁式構造
てっきんこんくりーとかべしきこうぞう
コンクリートの壁・スラブで構成される工法。柱が出てこないので、部屋が広く使えますが、内部に構造壁が必要となるので、間取りの制約があります。
鉄筋コンクリートラーメン構造
てっきんこんくりーとらーめんこうぞう
コンクリートの柱・梁・スラブで構成される工法。耐震制・耐久制・耐火性に優れています。柱の大きさ・位置を考慮すれば、内部の間仕切りの自由度は高くなります。
鉄骨系プレハブ住宅
てっこつけいぷれはぶじゅうたく
いわば鉄骨軸組工法。すべて工場生産のため、精度・鉄骨品質は高い。地震などによる建物の揺れが比較的大きいため、外壁材が揺れに追従するものに限定されます。
鉄骨構造
てっこつこうぞう
構造上主要な骨組み部分に、形鋼・鋼板・鋼管等の鋼材を用いて組立てた構造。軽量で粘りのある構造が特徴で、スパンの大きな建築空間が可能です。
鉄骨工事
てっこつこうじ
鉄骨工事は、技術・設備の完備した工場で、搬送可能な大きさに部材を加工・製作する工場製作と、工事現場に搬入し、組立てる作業の二つに分類されます。
デパート・家具ショップ
でぱーと・かぐしょっぷ
特に、じゅうたん・カーテン・壁紙や、家具なども含めたインテリアのトータルコーディネートを行う店。増築・改築にも対応しているところもあります。
出窓
でまど
壁より外側に張り出した窓。張り出した部分は法規上の床面積に入らないので、床面積が充分にとれない場所に広がりを与えられます。
テラコッタ
てらこった
スペインやイタリアなどで生産されている素焼き調の素材。粘土などを低温で焼いているため吸水性があり、汚れやすいですが、使い込む程味わいを持つという特長を持っています。
テラス
てらす
ダイニングやリビングなどの全面に張りだした外部スペース。屋根を設けないのが一般的です。
テラス窓
てらすまど
床面に接した窓。出入りが自由なため庭やテラスに面した場所に取付けます。本来は掃除の際にほこりを掃き出すための窓です。=「掃き出し窓」
展開図
てんかいず
各室及び廊下・階段など室内の壁面を一周り展開して表現した図面。主に開口部や造作(ぞうさく)・設備機器などの位置・寸法を示しています。
電気温水器
でんきおんすいき
電気を熱源のエネルギーとする貯湯式の温水器。洗面台の下などに納められるコンパクトなものが多い。深夜電力を利用するものなどもあります。
電気コンロ
でんきこんろ
電気を使用するコンロ。燃焼時に空気を汚さないので酸欠や一酸化炭素中毒の心配がありません。
電気式床暖房
でんきしきゆかだんぼう
電気による発熱体を床下、あるいは床材に組み込んだ暖房機。一般的に温水式と比べて、設置費用は安いが、ランニングコスト(使用する費用)は高いです。
電気錠
でんきじょう
電動で施錠・解錠できる錠。暗証番号を入力するタイプが一般的。玄関扉に使用し、オートロックの機能を兼ね備えています。
電気設備工事費
でんきせつびこうじひ
主に電灯・コンセントおよび弱電(テレビ・電話)の配線にかかる費用。照明器具に関しては別途扱いにする場合もあるので確認が必要です。
電磁調理器
でんじちょうりき
磁力で鍋自体を発熱させる電気コンロ。鍋を乗せるプレート自身が暑くならないので、安全です。使用できる鍋の材質が限られます。=「IHヒーター」
天井埋込形
てんじょううめこみがた
天井に埋め込むタイプのエアコン。一方向・二方向・四方向に吹きだすタイプのものがあります。比較的大きく重量もあるので、天井下地に補強が必要です。
天井扇
てんじょうせん
天井に設置するタイプの換気扇。シロッコファンを使用して、天井裏にダクトを通して外部に排気します。
天然スレート瓦
てんねんすれーとかわら
粘板岩(玄昌石など)を層に沿って薄い板状に加工した屋根の仕上材。天然石独特の味わいの深い質感がありますが、高価です。
天然素材
てんねんそざい
有害な接着剤などを一切使用しない天然の素材。ただし天然の木材や石材は、同一の模様・色合いのものはなく、メンテナンスに手間がかかるものが多くあります。
天然木化粧合板
てんねんぼくけしょうごうはん
表面に薄くスライスした天然木(突き板)を張りあわせた板材。合板を下地とし、突き板の樹種、木目、色などにより多様な種類があります。
天袋
てんぶくろ
天井に接して設けられる扉または戸のついた造り付けの戸棚。一般に、床脇の天井に接して設けられますが、意匠によっては省略されることもあります。
天窓
てんまど
屋根に取りつける窓。小さな面積で効率よく明かりを取り入れることができます。=「トップライト」・「ルーフウインドー」

と行

独立フーチング基礎
どくりつふーちんぐきそ
単一の柱からの荷重を単独で支持するフーチング基礎のことをいいます。
土質
どしつ
地盤工学的にみた土の特徴的な性質や種類のことをいいます
土質試験
どしつしけん
サンプリングされた試料を対象として、室内で土の工学的性質を調べること。土の物理的性質、化学的性質、力学的性質などを調べる多くの試験項目があります。
土地条件図
とちじょうけんず
防災対策や土地利用計画、開発計画などに必要な土地に関する条件などの基礎資料を提供する目的で、昭和35年から国土地理院で作成されている図面をいいます。
土留
どどめ
地盤の掘削や盛土などによって生ずる垂直面、斜面に壁体などの構造物を設けて、地盤の崩壊や過大な変形を防止することをいいます。
同寸角筋交い
どうすんかくすじかい
木造軸組工法の住宅において、柱(垂直材)と横架材の間に組み入れる筋交いの太さが、幅9cm×奥行き9cmのものを「同寸角筋交い」(9cm角の木材をそのまま使用することから同寸角といいます)と呼んでいます。
土圧
どあつ
建築物と土とが接触する時、土によって接触面に作用する圧力、または土中のある面に作用する土の圧力のことです。例えば土中に設けられた壁面が、土の圧力で移動・変形することなどがあげられます。
動的耐震診断
どうてきたいしんしんだん
振動機(水平起震機)を使って震度1程度で実際に建物を揺らし、建物の振動状況を把握する診断を「動的耐震診断」といいます。
土台・柱の交換工事
どだい・はしらのこうかんこうじ
既存の土台や柱の腐朽が著しい場合には、腐食している部分をすべて撤去し、防腐剤を塗布した新しい土台や柱を新たに設置する工事が行われます。
土台
どだい
構造躯体の最下部に設けられる構造材のことです。木造住宅の場合、基礎(コンクリート)の上に土台を寝かせ、アンカーボルトで固定します。
ドアクローザ
どあくろーざー
主に玄関ドアの上部に取付け、自然にドアを閉じるための金物。スプリングを利用し、閉じる速度を調節できます。
戸当り
とあたり
開いたドアが壁にぶつかるのを防ぐためのゴム等がついた金具。床・壁・戸、それぞれに取付けるタイプがあります。
ドイツ下見
どいつしたみ
板等の接合法の一つ。相じゃくりの片方を大きく削り取って、目地が大きく見える用に張りあわせることをいいます。=「箱目地」
登記費用
とうきひよう
表示登記(建物の状況)、保存登記(建物の所有権)を法務局に届け出る際にかかる費用。登録免許税と司法書士の手数料で約12万円程度の費用が必要です。
登録免許税
とうろくめんきょぜい
土地所有権の移転登記、新築住宅の保存登記(建物の所有権)、また資金借入の際に不動産を担保とする抵当権設定登記などの登記には、登録免許税が掛かります。
胴差し
どうさし
木造住宅の構造材で、上階と下階の間に水平に入れる部材。各管柱をつなぎ上階の床を支える梁を受けます。
通し柱
とおしばしら
柱の一種。2階以上の木造建築の柱のうち、一本で土台から軒まで通っている柱で、通常は建物の四隅など構造上重要な位置に使われる柱のことです。
動線
どうせん
建物の中での、人または物の動く流れ。建築の平面計画及び配置計画で最も重要な要素の一つです。例えば家事をする為の動きは家事動線と呼びます。
銅板葺
どうばんぶき
銅板を用いた金属製の屋根の仕上材。当初は銅の色で光沢がありますが、長い年月をかけて緑青色に変化し、渋味を増します。
胴縁
どうぶち
羽目板やボードを取付けるための材。「横胴縁」は柱や間柱に水平に取付け、「たて胴縁」は梁や土台に垂直に取付けます。
道路斜線
どうろしゃせん
敷地の前面道路の反対側の境界から、指定の角度(1.25/1または1.5/1)の斜線の範囲内を超えて建築してはならないという、建築の高さの制限のことです。
ドーマーウインドー
どーまーういんどー
屋根の傾斜面を利用して屋根の上に小さな小屋を乗せ、その壁面に取付けられた窓。ハイサイドライトの一種です。
独立基礎
どくりつきそ
1本の柱の下に単一に設けた基礎。柱にかかっている荷重を、地盤などに伝える役割を持っています。独立フーチング基礎・単独基礎とも呼びます。
戸車
とぐるま
引き戸などの下部に取付けて開閉を補助する小さな車輪状の金物。敷居やレールの上を走らせます。
床・床の間
とこ・とこのま
床を一段高くして、置物・花瓶などを飾り、正面の壁に書画などを掛ける装飾空間。日本建築では座敷に設けます。
床板
とこいた
床の間の床に張る板。板にはマツ・ケヤキ・クスなどの杢板が使用されます。
床框
とこがまち
床の間の立ち上がりに設ける化粧材。蝋(ろう)色うるし塗りが最上級で、角材・丸材いずれも使用します。
床柱
とこばしら
床の間と床脇の境い目に立つ化粧柱。スギの絞り丸太や紫檀(したん)などの高級材の角柱や皮付きなどの銘木が多く用いられます。
床脇
とこわき
床の間の隣の部分。上部の天袋、床面の地袋、および違い棚で構成され、床の間・書院と共に設けるのが正式です。
土壌蓄熱暖房
どじょうちくねつだんぼう
熱容量の大きい(保温性の高い)土壌を蓄熱槽(熱を一時的に蓄えておく装置)として利用した暖房機。蓄熱暖房機の一種です。
塗装
とそう
壁や天井にペンキ等の塗料を塗った仕上げ。合板や、プラスターボード、フレキシブルボードなどの下地に、塗料を塗って仕上げます。
土蔵
どぞう
防火・防犯のために土や漆喰などで四面を厚く塗った倉庫。外部は土で覆われ、内部は木部が露出しています。
土蔵造り
どぞうづくり
木造建築の土壁における耐火構造の一つ。建築基準法の防火構造として認められています。壁厚は20~30cm。外部は土で覆われ、内部は木部が露出しています。
土台
どだい
柱を支え、荷重を基礎に伝える部材。基礎の上にアンカーボルトで固定されます。腐蝕に強い桧やヒバなどが用いられます。
トップライト
とっぷらいと
屋根に取りつける窓。小さな面積で効率よく明かりを取り入れることができます。=「天窓」・「ルーフウインドー」
飛石
とびいし
庭園の園路において美的な景観の効果を求めて配置された石。ぬかるみを避けるなどの実用面も兼ねています。
戸袋
とぶくろ
引き戸や雨戸などを開放するために、窓・出入口に隣接する壁面に戸を収納する場所です。
戸襖
とぶすま
片面が板や壁紙などになっていて、もう一方に襖紙を張った戸。洋間と和室、廊下と和室の仕切りに使われます。
塗膜防水
とまくぼうすい
防水材をスプレーまたは刷毛で数回塗重ねてゆく防水工法。下地精度の高さが必要です。地下室の壁などに適しています。
ドライエリア
どらいえりあ
採光・換気・防湿などのために、地下室の前面に設けるスペース。ドライエリアを設けることで、地下に居室を設けることが出来ます。「空堀(からぼり)」ともいいます。
トラップ
とらっぷ
洗面器やキッチンの下の、排水管をS字・U字に曲げた部分。下水道に流れていく途中に設け、下水の臭いや虫などの侵入を防ぎます。
取合い
とりあい
2つの部材の接合部分、接触の状態のこと。例えば、壁と天井の接合部を「壁と天井の取合い」といいます。
取り替え工事
とりかえこうじ
便器・水栓金具・空調機器などの設備機器や、ドア・窓などの建具の交換など、そのままの状態で新しいものに取り換えること。改装との明確な区切りはありません。
ドレーン
どれーん
エアコンなどで発生する結露水を排出するための管。また、汚水・雨水などを排水するための管をいいます。

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